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慢性膵炎らしいです [にゃん]

吐き気止めの薬を飲んでいるせいか、吐くことは無くなったゆづ。
でも、ごはんが全く食べられなくなりました。

前回、病院で点滴をしてもらった後は、少し楽になったのか
わずかではありますが、ごはんを食べていました。
が、2日3日経つうちに全く食べなくなりました。
スープもパウチも缶もカリカリも全然ダメ。
お水もあまり飲みません。
うんにょとちっちは1日1回は出ています。
ただ、寝込んでいる、というわけではなく、普通に見えます。


今日は病院に電話。
状況を説明すると、
「点滴をしたい所ですが、結弦さんの場合は鎮静をかけないといけないので…。
鎮静も具合の悪い時に何度もかけたくないし…。
薬でもう少し様子を見る手もあります。」
とのことで、抗炎症剤をもらってきました。
プレドニゾロン(ステロイド)です。
膵臓の炎症を抑えると共に、食欲増進の作用も少しあるとのこと。
これで土日様子見。
食欲が出なかったら、月曜に再受診です。


薬をもらいに行った時にパンフレットをもらって
病気の説明を受けてきました。
IMG_8886.JPG

ゆづの症状から見て、急性膵炎ではなく、慢性膵炎だと思う、とのこと。
猫の膵炎は、症状がぼんやりしているので、なかなか発見出来ず
気付いた時には慢性膵炎になっていることがほとんど。
犬の場合は急性で見つかることも多い。

慢性膵炎は徐々に進行し、三臓器炎や糖尿病など、より厄介な併発疾患を起こしやすい。
また、長い炎症が続くことにより、膵臓の細胞が壊されていく。
一度壊れてしまった膵臓は元には戻らない。

なんかもう…絶望しました。
治療法がないなんて…。
腎臓だけじゃないんだ。
でも先生曰く「慢性膵炎でも長く元気な子もいますよ」とのことなので
そうなるようにお祈りします。


ステロイドを口に入れて数時間。
温めたパウチを半分ちょっと40グラムくらい食べました。
食べないと今度は肝リピドーシスという状態になってしまうそうなので
まずはなんでもいいので食べて欲しいです。


もらったパンフレットには
「組織学的な膵炎が認められた猫の割合」
として67パーセントという数字が出ていました。
腎臓だけでなく、猫の膵臓も研究が進んで欲しいです。
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